水道管凍結の防止方法

本日24日(火)から冬型気圧配置が強まり気温が下がる予定です。水道の凍結にはお気をつけください。ひどい場合には、水道管が破裂→高額な水道代請求につながってしまうこともあります。

弊社に水道管の凍結での問い合わせが多くなるのは、朝晩の気温が-10℃を下回る日です。参考にしてみてください。

 

 

1.凍結防止帯をONにする。

まず、基本中の基本ですが、実は凍結防止帯のコンセントの挿し忘れやスイッチの入れ忘れなどが水道凍結で一番多い事例なのです。これを読まれている方も「うちは大丈夫かな?」心配になったかもしれません。こういうことはすぐに忘れてしまいますので、今のうちに確認してみてくださいね。

注意点:節電のための装置をご利用になられる方もいらっしゃると思いますが、毎冬、装置側の仕様と凍結防止帯とのミスマッチ(電圧等)や過剰なタコ足配線による凍結トラブルがあります。節電装置の説明書をよく読み、注意してご使用ください。

 

 

2.水抜き

続いて、家を空けられる場合にやっておいた方がいいことが、この水抜きです。水が抜けていれば凍結しようがありませんので、年末年始などは特に要チェックです。

①まずは元栓を閉めましょう。

②次は水抜きです。蛇口を開けて下さい。元栓から蛇口までに溜まった水を排水します。

③構造にもよりますが、だいたい目安は10分後に蛇口を閉めます。(構造に関しては見ないとわかりません。)これで水抜き完了です。

凍結防止水抜き

特に図のAのように一番遠い場所が凍結しないようにしていただければ、仮に凍結してしまった場合の処置が楽になります。
 

 

3.不凍液での処理

続いて、不凍液のご使用について説明いたします。
水の張っている洗面・洗濯パン・便器等に不凍液を入れて凍結を防止をします。便器に溜まっている水が凍結して、便器が割れた、なんていうこともありますので室内でも非常に冷える場合や長期でお出かけになる場合はこうした対策をしておくことも大事ですよ。価格の目安ですが、不凍液処理はアクアテック杉村ではトイレ1つで3,000円位です。お住まいのトイレ、洗面、洗濯パン等すべて処理をすると7,000円ほどです。またはお近くのホームセンターでも不凍液の購入が可能です。

 

4.かけ流し

凍結防止帯が付いていないようなお宅では、かけ流しという方法があります。
しかし、かけ流しは出す加減が難しいのであまりおすすめはしておりません。かけ流しにする水量が少なすぎると、下水が凍結してしまう事例もありました。逆にかけ流しの量が多かったことで、上下水道料金が10万円以上。といったケースもありました。
凍結防止帯をつけるのは、水道管の配置などにもよりますが、2万円~くらいでできる場合も多いのでこの機会に見直してみるのも手だと思いますよ!

※壁の中等どうしても凍結防止帯ができない場合のみこちらの方法をおすすめします。ご注意下さい。 
 
 
以上の4つを今回紹介させて頂きました。私たちも最低気温がマイナス10℃を目安によりよい準備をしておりますが、凍結する日は毎年限られており、すぐに対応できる日とできない場合がございます。ですので、しっかり準備、または適切な処理をお客様にして頂ければと思っております。
 
注意:上記の凍結防止方法でも構造により防止できない場合もございますのでご注意下さい。アクアテック杉村の対応可能な市町村内でしたらお気軽にお問い合わせください。
  

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